お知らせ

2018-06-22

お墓の基礎知識

 

永代使用とは?

墓地の「購入」は、住宅の「購入」とは違っていて、所有権そのものを買うのではなく、その土地にお墓を建てて遺骨を埋葬し、使用する権利(使用権)を買うことを意味しています。この墓地の使用権利を永代使用権と呼んでいます。

所有権ではありませんので、墓所(土地)の売買や賃借はできません。また永代使用権は、字の通り「永代」ですので、使用の期限がなく、今後何代にわたって受け継ぐことが可能です。永代使用権の規定は寺院や霊園によって定められているのがほとんどとなっています。

 

寿陵(じゅりょう)とは?

生前にお墓を建てることを寿陵といいます。

最近この寿陵が増えていますが、この背景には日本全体がゆとりある生活環境となってきたことや多くの方が「子供に負担かけたくない」、「将来子供が墓参りしやすい場所に早めに墓地を求めておきたい」などの理由からだと考えられます。

 

郷里のお墓を近くに移すことは可能?

お墓(お骨)を別の場所に移すことを改葬といい、お墓の移動は可能です。また、墓石の一部だけを新たな墓地に使用するケースもあります(霊園によっては墓石の持込を規制しているところがあります)。

改葬の際は、市町村や寺院・霊園の管理者からの証明書や許可書等の書類が必要となります。

 

お墓を受け継ぐ際に税金は?

お墓を継いでも相続税等、税金は一切かかりません。お墓は相続人全員が分けて相続をする一般財産とは異なり、祭祀を行う特定の方だけが受け継ぐ「祭祀財産」に分類され、お墓などの祭祀財産を相続しても課税の対象とはなりません。

 

子供がいない夫婦だけでも入れますか?

お子様がいない、または娘さんだけで、お墓を守ってくれる人がいないなど、少子化や核家族化、DINKS(共働きでお子様がいない夫婦)の増加など、ライフスタイルの多様化からこういったお悩みをお持ちの方が最近では増えてきています。

このような現代の墓地選びの事情を反映して、継承者がいない方向けの夫婦墓や個人墓といった永代供養墓(期限付きのお墓もございます)などがある霊園が増えています。お墓の形式には主に以下のようなものがあります。

  • 家族墓:家族を祀り、子々孫々へ受け継がれるお墓で、墓地の形態にかかわらず、ごく一般的な形式です。
  • 集合墓:合同墓とも呼ばれ、継承者のいない人や、継承をお考えしていない人を祀るお墓です。
  • 個人墓:個人を祀るお墓で、本人以外の人が入ることはないことから、個人の趣味を生かした墓石が多いようです。
  • 夫婦墓:夫婦を祀るお墓で、お子様のいない方や、娘さんがお嫁に行ったなど、お墓を受け継ぐ人がいない夫婦が二人で入ります。

 

ペットも一緒に埋葬できる?

ペットを自分のお墓に埋葬することは法律的には可能です。最近では、ペットと一緒に埋葬ができる霊園も出てきています。

一方、墓地の神聖さを損なうとの意見や、代々のお墓である場合は親戚などの承諾も必要になることもあり、また寺院や霊園よっては規定されていることもあることから、事前に確認するようにしましょう。

 

お墓を建てるのに必要な期間は?

お墓は、墓所が決定し、お客様から墓石工事注文(契約)を頂いてから、ご注文に合わせて完全オーダーメイドで作成します。ご注文を受けてから完成するまでに通常は1ヶ月半~2ヶ月程度かかります。石の種類やデザインによってはこの期間が短くなったり、長くなることもあります。



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